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2006年11月12日

消費者金融 精神的苦痛の値段

消費者金融大手アイフル(京都市)から法定金利を上回る利息を請求された上、約1年半の間に計41回も督促状を送り続けられ精神的苦痛を受けたとして、高松市の自営業の男性(43)が起こした訴訟の判決で高松簡裁が、過払い分と慰謝料計約138万円を支払うよう同社に命じたことが11日、分かった。(izaより引用)

過払い金が云々…の問題はここでは置いておきます。

慰謝料とは、民法の709条と710条を根拠に請求するものです。

【第709条 (不法行為の要件)】
故意又ハ過失ニ因リテ他人ノ権利ヲ侵害シタル者ハ之ニ因リテ生シタル損害ヲ賠償スル責ニ任ス
(故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う)

【第710条 (財産以外の損害の賠償)】
他人ノ身体、自由又ハ名誉ヲ害シタル場合ト財産権ヲ害シタル場合トヲ問ハス前条ノ規定ニ依リテ損害賠償ノ責ニ任スル者ハ財産以外ノ損害ニ対シテモ其賠償ヲ為スコトヲ要ス
(他人の身体、自由、名誉を侵害した場合又は他人の財産権を侵害した場合のいずれであるかを問わず、前条の規定により損害賠償の責任を負う者は、財産以外の損害に対しても、その賠償をしなければならない)

慰謝料の算出は当事者同士を取り巻く環境に左右されるので、ケースバイケースで決定されています。


では、この男性の場合の慰謝料20万円の算出根拠はなんなのか?


ニュース記事によると男性は、
「約1年半の間に計41回も督促状を送り続けられ精神的苦痛を受けた」とあります。
消費者金融から執拗に41回も督促状を…と思いがちですが、計算すると督促状の到着は月に2〜3回。消費者金融は正常な督促業務をしているように思えます。この程度の督促で消費者金融に精神的苦痛を受けたとして慰謝料を請求できるのです。しかも、裁判所はそれを「悪質な一方的な攻撃」として全面的に認めてくれるのです。

督促状1通あたり五千円。

もし、過払い金請求を行うつもりであれば、同時に慰謝料の請求も行ったほうがよいかもしれません。督促状という物証があれば、消費者金融は1通あたり五千円で換金してくれるかもしれません。
posted by てす at 16:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 消費者金融 関連ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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